今日は日曜日。御宿泊のお客様も少ない日でしたし、冬晴れの温かい日でしたので、当館のすぐ近くの桜川沿いの遊歩道を千波湖まで歩いてみました。千波湖の近くではザーザーと流れる川面がかわらを幾筋かに割って流れていて、上の遊歩道から見るよりも川沿いの遊歩道はずっと自然への臨場感があって素敵です。
 歩いて行くと、羽を休めていた水鳥たちが驚いてざぶざぶんと川に飛び込み、その水音で多分鯉なのでしょうが魚達がサーっと泳ぎ去っていきます。歩いている間中その喧騒が川岸と川面で繰り返されていきます。
 千波湖の周辺は大変なにぎわいでした。これといったイベントも聞いておりませんでしたから、映画のセットを観にやってきた人も多いのでしょう。駐車場はどこもいっぱいでした。
 映画のセットは千波湖側からは壁だけしか見えないようになっておりますが、ぐるっと回って少年の森の入り口側からみると撮影の様子がよく見えます。
 映画のセットって面白いものですね。どこもかしこも片面しかなくてそのくせその片面はかなり念の入った作りです。これを映像にすると間違いなく本物に見えるのでしょうからから不思議です。
 撮影終了後は常設の資料館になるそうですが、その時はまさかこのセット全部仕上げるんでしょうねぇ。