明日は節分を迎える寒さ本番の季節ですが、日差しと空を行く雲は春のものになってきました。
 
 さて、梅の都といわれる水戸市ですが偕楽園、弘道館裏の梅林、県立美術館の庭園などを歩いてきましたが早咲きの紅梅がもう6,7分咲き揃っていていい香りがしておりました。日当りのいいところは白梅も咲きだしていて、木の下を歩くと、甘いけれど凛とした、背筋が伸びるようなよい香りが漂っています。改めて、桜も良いけれど梅の花のゆかしさを感じさせられます。桜のように木の下でお花見というのではなく、香りに包まれて静かに穏やかな気持ちになりながらそぞろ歩くのがよいのですね。尤も今の時期、寒くてずっと一処でお花見なんかしていられませんけどね。

 高速の北関東自動車道が、東北道までつながり、今年のお正月以来、大洗やひたちなかの那珂湊漁港がたいへん賑わっている様子です。いずれも当ホテルから車で20分位のところです。今年の観梅シーズンは梅と海をセットでという、栃木、群馬からのお客様が増えることでしょう。