皆さんも、テレビ・新聞のニュースでご存知と思いますが、フランス政府が打ち出した新しい雇用法をめぐって、学生のデモがフランス全土に広がっていますね。

この新しい雇用法とは、26歳未満の若者を正社員で雇う場合、2年間の試用期間中は理由を示さずに解雇できるというものです。

今までの法律が、労働者の権利が強く解雇しにくいために企業が採用を抑制する原因となってたことから、採用意欲を高めることを狙って考えられましたが、逆に学生側は「解雇が乱発される」として反発しているようです。

ちなみに、フランスの失業率は10%前後ということで、日本の2倍強の失業率です。

日本では、景気の回復や2007年問題を背景に大手企業を中心に採用意欲が高まっている一方で、雇用形態における非正規社員の割合が年々増えています。

つまり、実態的にはフランスと同じようなものでしょうか。新卒向けの紹介予定派遣などは、ある意味今回フランスの新雇用法に似た目的から制度のような気もします。

でも、日本ではデモは起こりませんよね。

日本では制度の問題というより、学生自身の働きたいという意欲の問題が注目されるからだと思います。