昨日、水戸芸術館にて「立川志の輔 独演会」を観てまいりました。




演劇や落語に造詣の深い赤塚のM先生からお誘いを受け、初めての落語体験でした。

このチケットをゲットするために窓口で発売開始から3人で並んだとのことです。(頭が下がります)


初めてのことでしたので壇上の人とどう対峙したらよいものかと思うのも一瞬で、志の輔の話術にいつのまにか引き込まれていました。

現代話の「スマチュウ」、最後は日光華厳の滝のようなまっさかさまの落ち、冒頭の話を思い出すと最後まで見事につながっていて、笑いのほかに芸の完成度に感動をしました。

仲入り後の「江戸の夢」は、一転して人情もの。
落語の知識が無い私は、落語は全て笑わす話なのだと思い込んでいましたので、カウンターパンチを喰らったのごとく、全身に沁みました。


これは癖になりそうです。


機会を与えてくれた赤塚のM先生に感謝します。


来年は私も並びます。

井坂